聴覚過敏にイヤーマフ
聴覚過敏にイヤーマフ
娘が学校でのストレスがかさんで、聴覚過敏に。
まぁ~いろいろと問題はあるんだけど、
それをここで書くのはアレなのでまたの機会に。
うちは自閉症だけど、
発達障害のお子さんにはけっこうある聴覚過敏。
あまり聞きなれない言葉だと思うので少しだけ解説を。
聴覚過敏とは?
普段俺達が聞いている音って、
脳がかなり選別してるって知ってました?
例えば、電話をしている時。
人ごみの中で電話がなったとしましょうか。
ガヤガヤとうるさい喧騒の中でも、
「うるせーなー」って思いつつも、
電話の相手の声にしっかり意識を集中すれば、
程度の差はあれ、問題なく聞き取れるはず。
この「電話の相手の声にしっかり意識を集中」
って行為が、発達障害の子にはなかなかできないんです。
周りのノイズも、聞かなきゃいけない音も、
同レベルで耳に入ってきて、それを分けることが出来ない。
というわけ。
なので、イヤーマフなどでノイズをシャットアウトしてあげることで、
健常な人のように必要な音を選別するサポートをしてあげるということです。
イヤーマフ、すげぇ…(笑)
ぱっと見た感じはワイヤレスのヘッドホンみたいでしょ?
これが実はすごいのです…(笑)
横から見ても、ふつーです(笑)
でも付けてみればわかる、イヤーマフのすごさ
カポッと耳に被せた瞬間からわかるのが、
いかに普段の生活でいろんな雑音があるのかということ。
日常的に、俺達って必要ない音と必要な音を、
脳が選別してくれていることを実感できます。
日常の騒音というか無駄なノイズを、
普段の話し声なんかと同レベルで聞こえていたとしたら
そりゃー判断もできないし、理解もできないよねって。
イヤーマフをつけた途端、誰もいないプールに潜ったみたいな感じ。
スッ…って日常のノイズが消えます。
ノイズは消えるが声は聞こえる!
さらにすごいのが、それでも声は普通に聞こえるところ。
このイヤーマフは実は騒音が大きい現場作業とかで使われているものなので、
ノイズはしっかり防ぎつつも、
現場の指示なんかはしっかり聞こえるように設計されているので
声はすんなり聞こえると言うわけ。
ちなみに、かなりタイトに頭にフィットするので、
ちょっときついのが難点でもある。
ただこれは、子供の頭より少し大きいものに挟んで癖をつければ問題なし。
うちはソファの腕置きがピッタリサイズなので、
使わないときはそこに挟んで開きグセをつけてます(笑)
親として、いろいろ考えさせられる買い物だったなぁ…
聴覚過敏でお困りなら、これでアッサリ解決できるかも。
⇒ イヤーマフ H510A (遮音値21dB) ペルター/PELTOR ヘッドバンド